トップページ > 戸籍はどこを見る?
戸籍には、大きくわけて、次の4つの情報が書かれています。
それぞれの項目について簡単にご説明します。
本籍欄には、本籍(本籍地)が書かれています。
本籍とは、戸籍が置かれている場所のことで、現住所とは無関係に日本全国どこにでも定めることができます。
本籍は、戸籍を請求するときに必要になる情報です。戸籍を請求するときは、本籍を管轄する市区町村役場に、本籍と筆頭者(戸主)で戸籍を特定して請求する必要があります。
氏名(筆頭者)欄には、戸籍の筆頭者の氏名が書かれています。
筆頭者とは、戸籍の一番初めに書かれている人のことで、戸籍の見出しの役目を持ちます。
※過去の戸籍制度では、筆頭者は戸主と呼ばれていました。
筆頭者(戸主)の氏名は、戸籍を請求するときに必要になる情報です。戸籍を請求するときは、本籍と筆頭者(戸主)で戸籍を特定して請求する必要があります。
戸籍事項欄には、戸籍そのものに関する情報が書かれています
具体的には、その戸籍がどういう理由で作られたのか(戸籍編製)、どこへ転籍したのか(転籍)、どのような理由で戸籍が閉じられたのか(戸籍消除)などの記録が書かれています。
戸籍事項欄を見ることで、その戸籍が、いつからいつまでの記録が書かれた戸籍なのかを判断することができます。
戸籍に記録されている者欄には、戸籍に書かれている人の氏名や生年月日、父母(養子縁組した場合は養父母)の氏名、父母(養父母)との続柄などが記載されています。
身分事項には、戸籍に書かれている人の身分関係(出生、養子縁組、婚姻、離婚、認知、死亡など)の移り変わりの記録が書かれています。
※ただし、ひとつの戸籍にすべての記録が書かれているとは限りません。
身分事項欄を見ることで、戸籍に書かれている人が、その戸籍に、いつからいつまでの期間在籍していたかを判断できます。
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戸籍の請求に関する皆様からよくいただくご質問をまとめました。皆様と同じお困りごとがあるかもしれませんので、ぜひご参照ください。